たねだ治療院

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柔道整復師の致命的な欠点
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    ■ ここ十年で激増している整骨院

    先ごろどこの街にも○○整骨院の看板が目につくようになってきました。過去10年で2倍以上に増え続けている整骨院、前にも書きましたが20年ぐらい前に国が裁判で負けてしまい、それにより柔道整復師の養成学校が激増してしまい、それから柔道整復師の数が異常に増え続けてしまい、今ではコンビニの数をも超える程の店舗数になってしまう事態に陥りました。

     

    ■ 法令順守の営業ではやっていけない現状

    通常整骨院の業務というのはこれも前に書きましたが、捻挫と打撲と言ったいわゆる「ケガ」の治療を専門とした、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などを行う事をします。しかし店舗の数程、捻挫、打撲の患者さんが来ているのでしょうか?明らかに需要と供給のバランスが崩れているにも関わらず、そのやたらに目につく整骨院が潰れずに残っている理由に通常保険が使えない慰安行為や骨盤矯正、肩こり等を捻挫や打撲と偽り、不正に請求しているからだったりします。逆に言えば今や不正を働かなければ存続できないのが今の柔道整復師の現状とも言えます。

     

    ■ 保険が利くマッサージ屋?

    ある地域や特定の人達には、今や整骨院は「保険が利くマッサージ屋」と認識されていたりします。しかし柔道整復師はマッサ−ジは在学中には履修していません。彼らの実習は柔道、脱臼の整復法、骨折の整復法、包帯の巻き方、など、ケガの処置の仕方を履修するのであって、骨盤矯正、整体、マッサ−ジは履修しません。

     

    ■ 新卒者の就職

    あまりに多く増え過ぎてしまった店舗の数に対する需要と供給のバランスははいろんな所に負の影響を与えています。まずは雇用です。各整骨院はお客様の取り合いをしていて、いろいろカツカツで営業しているため人を雇えるほど余裕はありません。なので基本就職先がありません。あるとするとチェーン展開している整骨院グループか、恐いもの知らずで不正請求、不正行為全開で数人雇っている整骨院、さらには無免許がはびこるほぐし、整体のチェーン店です。一応ルーキー達は本家である整骨院で経験を積みたいと夢と志をもっているので、とりあえずチェーン展開している整骨院に就職します。しかしここから地獄の始まりだったりします。

     

    ■ 本来チェーン展開する必要のない業態

    チェーン店とは言え自分の免許(名義)でお店のキリモリし保険の請求をさせられる上、本部(本院長)への上納金も納めなければならないため過酷なノルマを課せられます。入りたての頃は全く生産性が皆無なため、研修と称して先輩からエセマッサージのやり方と、”骨盤矯正”と言う名のエセストレッチのやり方、そしてどさくさ紛れに不正請求のやりかたを教わります。この段階でそのお店に「骨盤矯正」のメニューが加わり、そして保険でやる15分程度のド下手なマッサージも習得します。包帯の巻き方やテーピングなど需要がないので基本教えないため新米柔整師の夢は儚くも散り現実に直面します。

     

    ■ 何もできない人材を量産

    決定的に問題なのは、柔道整復師自身が何も修行が積めないまま開業してしまう事です。結局就職したとしても折り合いが合わずに辞めてしまうため、その先の行き場を失い開業と言う道に入ってしまいます。結局就職して覚えた事はド下手なエセマッサージと不正請求で、仮に鍼灸の免許を持っていても下手なので患者からの信用も得られる訳もなく、なにもわからないも同然”ただ刺せる”だけのペーパードライバーだったりします。

     

    例えば1時間コースと言うメニューがあったとしたら、柔道整復師にとっては引き出し(テクニック)が無いため、この1時間は途方もなく長い時間になってしまい、無駄に無駄な事をやって結果事故を起こしてしまうと言う本末転倒をやらかす人材もすくなくありまん。(チェーン店のほぐしの方がマシなのか)理由はこの仕事は美容師や料理人の様な下積みの仕事が無く、お金を生む生産性が皆無なため、そのまま勤めてもただの給料泥棒になります。雇い主はすぐにでも即戦力にさせようと半ば無理矢理マッサージを叩き込もうとして。その理不尽さについて行けずに辞めてしまいます。でも、そのまま開業しちゃいます。

     

    ■ 自費診療と言う方向

    整骨院(柔道整復師)の業態は本人達の犯罪行為の自覚の薄さもあって不正の温床です。今や柔道整復師は保険組合や国民健康保険等の保険者(保険証を発行している所)からの信用が全くありません。年々厳しさが増し思うように請求できなくなっています。こうした事から窓口収入を増やすべく自費診療を加えるもしくは移行する柔道整復師も少なくありません。しかし上記の書いたキャリアが大半を占めるため、一体何をするつもりなのか?となる訳です。マッサージの基礎もない、自己流の整体をする訳にもいかないため、セミナーや講習を受けて二束三文の技術を学いだり、得体の知れないテープを張り始めたり、機械に傾倒し始めたりと、どんどん整骨院としての業務から逸脱してしまうも、ニワカに学んだ技術も簡単には習得できる訳でもないため、事故を起こしたり廃業を余儀なくされたりして結局また不正請求に戻ってしまいます。

    | 柔道整復師問題 | 19:16 | - | - |